■どのビールに目が行きますか?
注目を集めやすいのは真ん中の黒ビールです。
周囲との色の違いが明らかで、どうしても目に入ってしまうのです。
ではここでもう1問。「購入するならどれですか?」
人により答えは異なるのですが、桜柄の春かノーマル缶が購入されやすい傾向にあると言われています。
なぜ?を紐解いていきましょう。
■商品イメージが購買意欲に及ぼす影響
なぜ注目を集める黒ビールではなく、銀色の見たことあるようなビールが売れるのでしょうか?
ショッパーインサイト研究会の調査結果によると、購買意欲には
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なじみ深さ
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高級感
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奇抜さ
が大きくかかわるようです。
< なじみ深さ >
よく目にする典型的とも言える見た目は、商品の中身に対しても「なじみのある間違いのない味」として感じさせやすいプラスの効果を生むようです。
つまり、なじみ深さは商品の品質保証のように機能しており、購買意欲を高めます。
先ほどのビール画像では、なじみ深さという点では銀色の缶が勝っています。
< 高級感 >
その見た目だけで「風味」を感じさせやすいことが明らかになっています。
エレガントなイメージが、勝手に商品の中身に対しても格式高いイメージを与えているようです。
先ほどのビール画像では、黒に金というスタイルで高級感を感じ買ってみたい感情も湧きます。
< 奇抜さ >
奇抜さが高いと、他と圧倒的な見た目の差が出てきます。
先ほどのビール画像では、唯一黒であったため目を引きました。
ただし、購買意欲に及ぼす影響は「マイナス」であることが分かっています。
奇抜さがあり、高級感もありますが、購入した事が無い人からすると美味しいか美味しくないか分からない冒険感覚に陥ります。
奇抜さは人の目に止まり注目は集めるものの、奇抜すぎると購買の可能性は下がっているようです。
■お弁当にどう活かす?
日本人にとってなじみの深い、白米 + メイン + 副菜 + お新香 の形はごちクルで販売中のほとんどのお弁当から感じることができます。
では、商品の検索結果が下の画像たちだとします。
パッと見でお弁当の違いに気づくのは、なかなか難しくないでしょうか?
では、下の3枚ではいかがでしょうか?パッと見で右の画像に目が行くはずです。
右のお弁当は他と並べると発色がよく彩り豊かに見えます。
彩り豊かに見える要因は
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容器に赤を用い高級感がある
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食材に発色のよい素材を用いてちりばめている(赤と緑と黄)
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他2つのお弁当が褐色系である
です。では、下の3枚ではどうでしょうか?
なじみ深い和食を探しているお客さまは右のお弁当に目が行くはずです。
茶色の具合が日本の出汁文化を彷彿とさせ、高級感すら感じさせます。
ここまでをお読みいただくと分かる通り、上の商品画像はどれも正解であると言えます。
実際、いずれの商品も人気商品です。
ただし、並んでいるお弁当により、商品の見え方が異なるようです。
■まとめ
なじみ深さに特化すれば、注目を浴びづらいですが、お客さまは不安が少ない状態で購入に進めます。
奇抜さに特化すれば、注目は浴びやすいですが、不安から購入に進みにくくなる傾向があります。
高級感に特化すれば、それ自体が注目を浴びる可能性と購買意欲を促す可能性が高まります。
あなたの店舗のお弁当の周りにはどんなお弁当が並んでいるかチェックし、3つの要素から商品改善の検討をしてみるのも一つの手かもしれませんね。